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こどもの王様
ドリトル先生
動物は児童文学につきものである。児童文学の動物どもはしばしば言葉を話し、二足歩行を行う。とはいえやはり畜生だから、頭脳明晰とはいえないし、人間界の常識にも欠ける。要するに人間のこどもと同レベルなんですね。
さて今回おすすめするのは岩波のドリトル先生シリーズ。このシリーズでは動物はしゃべらないのだが、逆にドリトル先生が動物の言葉をしゃべる。たまたま動物の言葉に習熟していたばかりに、本来人間の医者だったのが動物ばかり押しかけるようになって収入がなくなってしまうのです。そこで活躍するのが動物たち。サーカス、お芝居、動物園、はたまた僻地の郵便局を動物たちの力で運営してお金を稼ぐ、その描写が楽しい。動物たちのえさ代が何シリングだとか経費で心を痛め、切手1枚何ペニー、お芝居一人何シリング、一日の売り上げでポンドなんて単位が出てくるだけで心が躍る。そういうこまごましたやりくり話も好きだったなあ。
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/11/7/114021-.html /

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