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せどりや
銀河鉄道の夜(新潮文庫)
児童文学に類されるものを大人になって読み返し、初めて得心が行くということがよくある。特に僕は早熟で小生意気で、背伸びばかりしているクソガキだったから、「児童」文学なんぞと思って正当に評価できていなかった節もある。あるいはわからないものをつまらないと片付けていたのかも。
本というものはセーブデータのようなもので、再び読むことで開くことで以前に読んだときのことを思い出す。あの時感じた気持ちが同じ文章でこうも違うのか。年をとるというのは面白い。

さて、宮沢賢治はいろいろな出版社が出していますが、とりあえず新潮文庫の『銀河鉄道の夜』を薦めておきます。手ごろだし、個人的に好きな「猫の事務所」「カイロ団長」「セロ引きのゴーシュ」「ビジテリアン大祭」が収録されているので。後は青空文庫ででも「洞熊学校を卒業した三人」「フランドン農学校の豚」「ツェねずみ」「土神と狐」「毒もみの好きな署長さん」を拾い読み推奨。
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000006969703&Action_id=121&Sza_id=B0 / http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person81.html /

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